かけらたち


景色のかけら

2006年10月28日
当たり前だけど二度とないたった一日

 下手の横好きなんて、昔の人はうまいこと言ったもんだと思う。カメラを持って写真を撮ることはとても好きだけど、如何せん、本当に下手ですね。写真屋さんがなかったらお見せできるものになりません。まじに。
※写真屋さん=Photoshop。

 近くの川の河口から立山、というか、僧ヶ岳かな?を撮ったもの。まだ雪が残っていることろを見ると、春に撮影したものかと(覚えてないときたもんだ)。
 先週撮った写真とともに、ずいぶん古いフィルムを一緒に現像したので、ぶっちゃけ何がなんだか。しかも、ちゃんと整理してしまえば良いものを適当にアルバムに突っ込みました。次見る時には何がなんだかすっかり分からなく…まあ、いいとして。
  手前に映る水面は川ですが、あまり波立ってないので池のよう。暴れ川と呼ばれる川も河口は意外に穏やかなのでしょうか。ちなみに、向こう岸と思しきものは中州です。この写真、家族に見せても「どこ?」と首をかしげられてしまいます。確かにちょっと、見ないアングルですかねえ。でも、綺麗でしょう?

 同じ日、同じ川の河口で、今度は富山湾。波が迫ってくる瞬間を撮りたかったのですが…なんちゅうか、迫力ないですね。もっと近付いて撮れば良かったか。現像からあがって来た写真は空の青がとっても実際よりも鮮明。コレはコレで好きなのですが、多分、駄目なんだろうなあ。色かぶりの状態なのかしら?
 海は好きです。波音を聞いているとリラックスできるし。波を見ているのも楽しい。荒れた海や夜の海は恐いけど、こんなに晴れていれば気持ち良いし。
 そう、そのうち可愛いものも見れたり。
 カモメ。たまにカラスや、ワシ、カモがいたりする。ウミネコはたぶんいない、ミャアミャア言ってるの聞いたこと無いし。
  この辺りは波が強いけど、テトラポットがあるところではカモがぷかぷか水面に浮いてたり、テトラポットの頂上にカモメが一匹ずつ休んでいたり。みーんな同じ方向を向いているのが面白い。寒くなってくると風が避けられる一番海面に近い出っ張りに移動するようになる。海の色も、どんどん灰色に近付いていくし。
 カモメが飛び下りてくる瞬間、でもちょっとタイミングずれたね。
ところ変わって、小高い山の中腹辺りから撮影。時刻はおそらく午前6時。眠い目を擦って父の撮影に便乗して、自宅から車で1時間弱の場所にきて撮ってます。去年の5月ごろかな、働き出す前だね。朝靄がかかっていて「なんじゃこりゃ?」な感じですが、海ですよ。写真の中央より下、海の一部が少し暗くなっているのは、潮流の関係か、波の向きが違っているのかと思われます。一瞬雲にも見えるね。
 この写真が一番補正に手間がかかりつつ、出来があまり納得いかない。色合いがどうしてもね…。修行が足らんな。精進します。

 コレが一番最近の写真。山ん家で撮影。二〜三週間前から壁に居候中のカマキリ君(ちゃん、かも?)この一週間前には窓の網戸に引っ付いていらっしゃいました。移動距離およそ1m。この場所がお気に入りなんでしょうか?確かに日当たりは良いけども。
 虫はわりと平気です。クモは大の苦手ですが、あれは昆虫じゃないもん…。ゴキブリは苦手じゃない人なんていないはずだもん…カマキリとかパッタとかカブト虫とか全然平気、カエルもアマガエルぐらいはむしろ可愛いって、両生類やん!。あ、でも、毛虫はダメ、絶対に無理。一回どっかから知らずに連れて来てたらしく、首元登られた時があって、それからほんま駄目です。あと、蛾もいや、羽の目玉みたいの気持ち悪い。…って、虫嫌いなんじゃ…。
 さて、カマキリですが。こないだ自宅にも来てました。出かけるようと玄関のカギをかけたら目線の高さにいらっしゃった。思わず、「あ、どうもー」とか挨拶してみたり。そして、なんとなく、留守を守ってくれそうな気がして「じゃ、お願いしまスッ!」と声をかけたとさ。おしまい。