夕暮れの街並みに
雨が降る

街はささやかな雨音の中
その姿を変える

青いフィルターをかけて

青い色が好き
いつからかも 何故だかも分からないけれど とにかく
小物とかなんとか ついつい青いものを選ぶ
ペンとか 青い色が一番多い
むしろ そればっかり
何の気なしに それを受け入れてきたけど
でも
これって一体なんでだろう?

一、
青い色には 涼しさのイメージがまずある
青=水、氷のイメージだろうか
寒色の代表格である

二、
青い色には落ち着きのイメージがある
青=海のイメージだろうか
激しさより、凪のような落ち着き

三、
英語の青blueには憂鬱という意味がある
二のイメージを強めるとそうなるのだろうか
もしくはマイナスイメージに言い変えると
憂鬱になるのか

四、
青は高貴な色とされてきた
英国皇室のカラーはロイヤルブルー
聖母マリアの服は青
絵の具でも天然のウルトラマリンは高級品だった

さて 並べてみてちょっと考える
青が好きな理由
直接的には一かな 冷たいイメージが好きだし理想だし
三の意味ではあんまり好きになりたくないけど
活発さを表す橙や黄の組み合わせの青も好き
橙や黄のちょっとしたアクセントもある
四はあまり意識しないしなあ
心のどこかでいつも落ち着きを求めている
かも知れないと言う点では二が大きいか

はてさて

色彩心理学に興味を持ったのは
色のちょっとした好みで
自分の心の状態を知ることができるのかなと思ったのが最初

でもやっぱり 難しいねぇ