SUMMER SONIC 07 0812大阪 参加後記

初野外フェス参戦〜。まるで夢のような出来事でした!今後の参考ということで出発から事細かに書いておこうと思います。
サマソニの内容だけを知りたい方は見たもの聞いたもののことを御覧下さい。

チケットのこと

ケットは5月中旬頃ウエブ上で購入、支払いはコンビニでという、まースタンダードな方法でゲットしました。支払い期限ギリギリまで忘れててあぶなく逃すところでしたが・・・。AVRIL LAVIGNEとELLEGARDENが出場するのを知った時点でたとえ一人で行くことになってもええいままよ!とチケットを買ってしまったので、特典のTシャツも一緒にゲット。

移動手段・宿泊のこと

初は前日に大阪入りしてゆっくりめのスケジュールで出かけようかと思っていたのですが・・・よくよく考えるとJRで大阪へ行くにはどんなに早くても4時間ぐらい。確実に終電に間に合わない。つまり、JRで行こうと思うと2泊3日必要になると。それはちょっと財布と相談の上きつかったので、断念。そうなると高速バスを利用することになり、これがまた、少なくとも俺が探した範囲では富山から大阪への直通のバスは夜行のみ・・・ほう。復路のみバスにして前日JRで大阪いりして1泊するかーと考えたところで、今度は手ごろなホテルをネットで探したのですが・・・お盆のかきいれ時、ネット予約の分を確保しているホテルがこれほど無いものだとは予想外。まー、旅行代理店に行けば予約が取れたのだろうな、と思いつつ、面倒になってえーい車中泊で0泊3日じゃー、と無謀な手段に出たわけです。自分で決めといて何このスケジュール、と思ったのも無理は無い(どこに?)

服装・所持品のこと

れは本当にmixiのコミュに感謝。Tシャツにポケットの多いカーゴパンツに履き慣れたスニーカー、キャップと言う格好。後ろから見たら完全に男の子。持って行ったのは着替えのTシャツ1枚とタオル1枚、iPod、携帯、財布、煙草に携帯灰皿、日焼け止め。
着替えとiPodはバッグに入れて大阪駅のロッカーに。財布は、いつぞやと同じく、首から下げてTシャツの中へ。カーゴのポケットに小銭をじゃらじゃら入れておいて、小さな買い物はそれで済ます。貯金箱に100円玉で3000円近くあったのでそれを放り込んだ、重かった(笑)あと、携帯と煙草類もカーゴのポケットに。このカーゴ、ポケットが深いので500mlのペットボトルも入るので入れてみた。ちょっとふくれて格好わるいが、持ち歩かなくて良いのは便利。日焼け止めとかティッシュはポーチに入れてベルトからぶら下げた。クレンジングと洗顔フォームは本当に持って行って正解だったと思う。
次があるなら忘れたく無いのはサングラス。炎天下でずーっと目を酷使したせいか、右目(悪い目)が異常に疲れて次の日まで右のこめかみあたりに鈍痛が。ひどかったの。

移動中のこと

行バスの車中泊は初めてでは無かったので別段気に負うことも無く・・・のはずが、だいぶ寝つけなくてまいった。まくらが変わると眠れないーなんて神経質なタイプでも無いので、むしろどこでも寝れる、最近は自分で運転しなくてい乗り物に乗ると必ず寝てしまうというぐらいに睡眠にどん欲になっていたにもかかわらず眠れない。やっぱり興奮してたのかな?
よくある空気入れるまくら、アレも楽そうでいいなーと思った。タオルを丸めて首あたりにあてているだけでもだいぶマシ。
予想外、だったのが、バスが1時間以上遅れたこと。高速が渋滞してた。今思えば前にもこんなことがあったっけ、と思いつつ。おかげで朝ご飯を食いっぱぐれるわ、お義理のお土産が買えなかったわでちょっと計画狂いました。
大阪へまともに来たのはこれが始めて。でも、辺りを見回すと同じくサマソニに向かうらしい人たちがいっぱいいて、「あ、ついてけばいいや〜」と気楽なものでした。まあ、切符を買い間違えたのも御愛嬌。イコカ買うほどの移動でも無かったし・・・。
短い距離でも帰りの切符を買っておくのが混雑解消のコツのようでした。大阪駅とか大きいところならともかく、中継地点となる駅が小さかったりすると券売機も少ないし。まあ、それは実行委員会側が駅員さんを増やすとか帰りの切符を買うように勧めるとかで対応していましたが。今回の舞洲会場はUSJのちかく、大阪湾埋め立て地の一角でした。最寄り駅の桜島からシャトルバスに乗って会場へ。シャトルバス、何台出ていたんだろう・・・。バスの移動は10分ぐらいだったのですが運転しなくてもいい乗り物に乗った時の条件反射でうとうとしていた俺。午前中は眠いんだい。隣の男の子が呆れていた気がするのは気のせいじゃ無いと思うの。放っといて。

会場のこと

いね、の一言に尽きますが。バスを降りてからステージが集まるところまで結構歩いた。途中、同じような境遇の人(初参戦、ひとり、女の子)を見つけたら声かけてみよう、とか思っていたけども、引っ込み思案と午前中の低血圧低テンションのためそれも出来ず、むしろ近付くなオーラ放ってそうだな、と。
それはともかく。一人で行くのはほんとうにどうかと思ったのでした。今度は無理矢理誰か巻き込もう(次、あるの?)
余談ですが、会場内での情報提示方法に感心があって、以前某所で仕入れた技術の応用ーとかもぼんやりと考えていたのですが。実際利用されていたのは首からぶら下げるカードケースにステージの地図、プログラムを書いた印刷物を入れる、という方法。利に叶っている、と思う。結局、ケータイで情報を提供と言うのは使えない方法だ。これだけの人数が集まる場所では通信網がパンクしてしまう。ただ情報を書いた「もの」だけを渡すのでは無く、カード形式になるようにして入れ物もつければ紛失することも無いし、その辺に捨てられていらんゴミになることも無い。iTuneのカードのプレゼントはちょっと嬉しかった。

見たもの聞いたもののこと

テージはOCEAN、SKY、SONIC、DANCE、PARK、BREEZEの6つ。OCEANステージがメインステージです。海に関係する名前が多いのは会場に合わせたからでしょうか。そのほかOASISと名のつくところでは屋台とかグッズの販売とかが数カ所で展開。

10:00 PARK STAGE

開場直後ぐらいからいたのでぷらぷら暇を持て余しつつ、「ザ50回転ズ」見ました。全く知らなかったので、ぶっちゃけ乗り切れなかったのですが、大音響で聞く音にしばしうっとり。ライブって低音に力があるから好き。お腹に響くのがたまらん。

も覚めてきたところで会場内を散策散策。OASISでマンゴーのスムージー(だったっけ?)が美味しそうだったので購入。くし焼きも美味しそうだなーと思いつつ、喫煙所で煙草を吸ってみた。周りに声をかけてみる勇気とかは無く、ぽてぽて一人で歩く。ステージを見ている間はともかく、間が持たないと思った。煙草増えるかも?と思いつつ。

11:20 PARK STAGE

SEAMO見てました。「ウオーターボーイが天狗つけた格好」で現れた時にゃ爆笑でしたが。朝からなんちゅーテンションやろうかと、さすがしーもねーたー。知ってる曲も3曲ぐらいやってくれてテンションも徐々に上がってまいりましたとさ。合掌。
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間的にお昼だったのでOASISでたこやき食べました。ほかにもいろいろ、エジプト料理だとかドライカレーだとかいろいろありましたが、大阪と言えばたこやき出しょ!ってことで。はふはふゆいながら食べる。同じテーブルについてた女の人たちは、おそらく同い年ぐらいでちゃんときっちりメイクもしてて「すごいなー」と思った。化粧嫌いとどうせ落ちるやろ、というので素っぴんでしたのことよ、いつものことか。日焼け止めはこれでもかってくらいこまめに塗り直しました。気休めかなとも思いつつ。でも効いた。

12:40 OCEAN STAGE

B'zは絶対込むだろうとの予測の元、ひとつ前のEDITORSからステージに入ってました。うーん、EDITORSは全く聞いたことがなかったのですが、うーん、ボーカルの声がイマイチ好みじゃ無いよー、ほそっこくてくねくねされてもちょっと・・・他は格好いいのに。
で、思惑通りB'zはめちゃくちゃ人が多くて、でも早めに来たことが功を奏し、中央では無く右の方でしたが結構前で見れたのでした。感激です。
強い日ざしが雲で隠れていたのですが、稲葉さんがステージに上がる時には灼熱の太陽が戻って(そのため俺の中で稲葉さんは晴れ男、という間違ってるんだか正しいのかだいぶ身勝手な印象が植え付けられましたが)大歓声でした。ライブのオープニングっぽい曲をひとつふたつやってから短いMCを挟んで、HOME、juice、アラクレ、愛のバクダン(順不同)やー、もう、大好きです。稲葉さん、赤と青の星が3つプリントされている白いYシャツに黒い細いタイ、黒のパンツ姿でした。汗で身体にはりつくYシャツがちょっとエロいなーとか思った俺の頭は茹だってたのかな?
もー、何が嬉しいって、曲ごとに稲葉さんと松本さんが決して狭くは無いステージの端と端へきてくれるんですよー。ほか、そんなことしてくれたアーティストいなかったもん(見た限りでは)
歌って叫んで飛び跳ねました。悦でした。合掌。
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の後OASISで渇きを癒しつつ、グッズ販売の方へ行ってみると、その時点でオフィシャルグッズは売り切れ。手に入れるなら並ばなきゃいけないらしい。が、運良くELLEGARDENのグッズが残っていたのでTシャツを購入。適当にその辺で着替える。で、よくよく辺りを見回してみると、エルレのタオルとかTシャツとか来てる人が多くて、こりゃあ、込むかも、と思い早めにいっとこうと計画。
それでも多少時間があったのでモニター越しだったものの木村カエラちゃんをみて思わず「かわいー」と和む。
悲しいかな、AVRIL LAVIGNEとELLEGARDENが時間的にかぶってしまい、涙を飲んでエルレをとりました。

16:15 SKY STAGE

ひとつ前のFALL OUT BOYが全然知らなかったけどつぼで、ちょっとテンションが上がる。
いよいよエルレだー!と思っていると、みな我れ先に前へ前へと押し合いへし合い。あやうく転びそうになりました。乱暴だな、と思っていると、少し離れたところにいる人たちが「ちょっと嫌な予感がするね」と話しているのが聞こえた。何のことだろう、と思っているとエルレ登場。絶対、その周辺の温度が2〜3度上がってたと思う。その直後「嫌な予感」の正体が明らかに。後ろから前から激しいモッシュにあわやもみくちゃでした。落ち着いて音が聞けないのは阿呆らしいのですぐさま回避。でも、後ろも押してくるので完全に逃げ切れるわけでは無く、ちょーっと荒い感じでしたが、まあ、巻き込まれるよかましなところで見れたのでイイとしよう。気持ちは分からんでもないが禁止事項だろうが、と一瞬憮然となりました。が、一番恐かったのは(や、モッシュ軍団も恐かったけど)彼氏と一緒に来ているらしい女の子が、モッシュからのがれて自分の前に来るひとを鬼のような形相でふたたび押し返していたことでした(俺もやられた)その子の顔が普通にしていれば可愛いだけにめちくち恐かったよー。
でも、禁止事項に関してはちょっと、本当にやめてほしいと思った。テンション上がるのは分るけど、そこで「何か」があったら・・・そのアーティストは来年もフェスに呼ばれるだろうか、フェス自体行われるだろうかと大袈裟かも知れないけど思ってみたり。楽しむのはいい、はしゃぐのもいい、でもルール内にしてほしいなあ、と思うのでした。
で、エルレですが。知らない曲と知っている曲が半々ぐらいでちょっと後悔。もっと勉強しとくんだったーと。サラマンダーが聞けて悦でした。終了まぎわ、沈んでゆく太陽と水平線、目の前のファンを見ていたメンバー細美さんが「この景色を絶対忘れない」と言ったことこそ絶対忘れないな、と思った。合掌。
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18:30 OCEAN STAGE

AVRIL LAVIGNEはモニタ越しに途中から。やっぱり可愛かったけど、幼さとは違うくなってきたなーと思う。改めてLET GOのジャケを見たら余計だ。新しいとこから古いとこまで知っている曲が多かったので楽しかった。
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19:20 BREEZE STAGE

残念無念、チャットモンチーは顔が見え無かった、遠かった。でもラジオで伝え聞く雰囲気のまま「ええ子たちやなー」という印象が強かった。アンコールの声に答えて、でも帰らなきゃいけないと言って歌わずに挨拶だけをする申し訳なさそうな声とか。まあるい関西弁に騙されとるだけか?とも思ったけど。かわいかったです。
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20:00 OCEAN STAGE

BLACK EYED PEAS、もっとちゃんと見たかった・・・。時間の都合で途中までしか見られなかったんだけど、面白かったのに。知っている曲はもちろん、知らない曲もノリが良いのでなんとなくリズムに乗っているのが楽しい。
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帰りのこと

ェスの終了は21時。しかし、そこまでいると確実にバスに間に合わないので、30分ほど早めに出ることにする、泣く泣く。会場でとっても困ったこと、それは砂埃。もうもうと立ち篭めるほどなんです。鼻はかぴかぴだし、口の中はいがいがするし、とっても不快感。改善求む、です。むしろ細かい砂埃って、電子機器、カメラとかパソコンとかにとっても悪いんじゃ・・・。
バスは駅の混乱を緩和するために第1弾は桜島駅へ、それ以降はとなりのUSJ駅へ。なので、帰りUSJ内を通ってきました。ちょっと行ってきた気分でした。
結局ギリギリで夜行バスに乗り込み、泥のように眠って帰ってきたのでした。
後日、右足の土踏まずにあお痣を発見。足の裏にもあお痣ってできるんだーと感心したとかしないとか。

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